『ミツバチのささやき』 ヴィクトル・エリセ

まえまえから、観たいと思っていた、この作品をやっとみることができた。
ストーリーを追うというよりは、映像の美しさに酔いたい僕。タルコフスキーを観た後のよな浄化される感じ・・・。もしくわ、シルベールの日曜日を観たときのよな、美少女の無垢な瞳にやられた感じ。
遠い昔・・。僕がまだ幼かったころも、こんな現実と虚構が混ざり合った世界でひとり空想の世界で遊んでいたよな気がする。不可解で汚れた大人の世界。づうっと子供でいたかった。善悪を大人の基準で決めつける親に反抗し、チャリで家出したこともあったな。なーんて、自分のことと重ね合わせると結構辛くなったりしました。 身体は大人・・どころか、中年どまんなかまで生きちゃいましたが、今でも「大人になんかなりたくない!」とお馬鹿なことを思ってしまう僕です。でも、すっかり汚れてしまった僕は、たまにこんな映画でもみて、ピュアな瞳をとりもどさなくちゃ。
と、ビクトル・エリセ監督の撮る絵はどこにも隙が無く、緻密に計算されたよな角度で風景が映し出され、光と影の中で、子供のこころの陰影までが映し出され。美しいとしか云いようがありません。
なんだか、疲れてしまって、音の無いような世界でひとり彷徨いたいような時。
「ミツバチのささやき」をそっと聴いてみませんか?















「愛のレッスン」・・・。まあ、これは、人間が恋したときから(笑)永遠のテーマかしらん?








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